第3节 实质语功能语「もの」:以「ものの」为中心

1.绪论

例1:「せる・させる」で訳されるのは「使字句」だけではない。例えば、A、把字句によるもの。B、言葉の使動法によるもの。もちろん、「使字句」ではないものの、「せる・させる」文に訳される例文はその2種類のほかにも多くある。(摘自学生读书报告)

日语学习者的学习到了一定阶段之后,像这样的功能语用法会逐渐出现在读书报告、作文里面。然而,笔者收集了92名日语专业大三学生提交的论文指导课作业、14名大学日语本科生和硕士生(有5年以上的日语学习经历)以及57名大学日语本科生(1年左右的学习经历)的作文后发现,在总共163名学习者中,只有上述一例用到了「ものの」。对于这样的表现,学生多半可以“理解”,但是是否使用准确自己无法判断。因此,怎样学习值得我们思考。

日本语教育学会(2005)出版的《新版日本语教育事典》中,详细目录里面的“2.文法”“J复文”栏目里面,作为接续动词的「もの」目录下面,只有「ものの」非常特殊地与「のに·くせに」一起列了出来。因此,本文就以「ものの」为例研究这个问题。

2.教学大纲中对「ものの」的定位

教育部高等学校外语专业教学指导委员会日语组编撰的《高等院校日语专业基础阶段教学大纲》(2001:308,以下简称“基础大纲”)中“语法表”的第一部分“终助词”篇中,举出了“もの,说明理由,表示轻微感叹(女)”以及“ものか,表示反语、强烈的否定”。

教育部高等学校外语专业教学指导委员会日语组编撰的《高等院校日语专业高年级教学大纲》(2000:390—393,以下简称“高年级大纲”)的“起助词作用的语法功能词”中,举出了表示因果关系的「もので⁄ものだが⁄ものを」,表示确定的「とはいうものの」「ものの⁄ものを」,表示义务、当然等的「ものだ」,表示适当、愿望等的「(たい)ものだ」。换言之,“高年级大纲”中是明确地将「ものの」作为经常出现的语法功能语来看待的。

3.教科书中对「ものの」的解释

3.1 日语教科书数据库JTC

根据对北京日本学研究中心在2007年制作的“日语教科书数据库JTC”中收集的教科书数据检索调查结果看,功能语「ものの」的出现次数如下。(单位:次)(SW=上海外国语大学编撰,BD=北京大学编撰,BW=北京外国语大学编撰,DW=大连外国语大学编撰)

表1:检索自“日语教科书语料库JTC”

从上述的表中可以看出,对于「ものの」这个功能语,《新编日语》和《新大学日本语》的第三册中有多达12次和10次的出现频率,《基础日语教程》《新大学日本语》《新编基础日语》各书的第四册中也有10次、6次、5次的出现频率,依次递减。综合第三册和第四册的情况,《新大学日本语》中出现频率最高,达14次,而《新编基础日语》中仅有6次,属于比较少的情况。然而,四种教科书都是在本科二年级的教科书中出现了这一用法,这同“高年级大纲”(见上文2)中的规定并不一致。

3.2 教科书《综合日语》

彭·守屋(2005)编撰的教材《综合日语》第三册第8课中的“解说·文法”中,「ものの」是这样解释的。

~ものの<转折>

「ものの」接在用词的连体形后面,构成表示转折关系的从句,主句的谓语一般采用非意志性的表达方式。相当于汉语的“虽然……”。例如:

(1)たとえば、半導体やコンピュータ本体を作るのはうまいものの、それを動かし利用するソフト・ウェアでは、アメリカに大きく遅れをとっている。

(2)今日中にこの仕事をやりますと言ったものの、まだ半分もできていない。

(3)説明会に行ったものの、入社試験は受けなかった。

(4)適度な運動と食生活は体にいいとわかってはいるものの、なかなか実行できない。

(彭・守屋2005:244—245)

同时,《综合日语》第三册中的“解说·文法”中,「~もの(ん)だ・ですから<原因、理由>,(第105—106页)出现在第四课中,「~ものだ<事物的本质>,(第260页)出现在第九课中,「~もの<强调原因、理由>,(第292页)出现在第十课。彭·守屋编撰的《综合日语》(2006)第四册的第十四课的“解说·文法”中,介绍了「ものだ<感叹>」和「~とはいうものの」的用法。因此,关于「ものの」的用法介绍也基本出现在本科二年级的前半学期,这也与“高年级大纲”(见上文2)中的规定不符。

4.「ものの」的用法

4.1 「ものの」的意义

关于「ものの」的意思,日本文化厅(1971:1030)编撰的《外国人のための基本語用例辞典》中是这样表述的。

ものの(助詞)/二つの文を結ぶ。その場合、前の文を「それは本当だ。」と認めた上で、それから考えて、普通ならそうなるとは思われないような文が後に来る。活用語の[3]に続く。/➝けれど(も)。[4]

其次,坪根(坪根1996:37)对于「ものの」是这样解释的。

「ものの」は「一般的に言って~だが、~」という逆説の意味で、後件は前件で示された状況下で一般的に考えられる結果に反する結果を表す。

4.2 「ものの」的学习

①表达功能方面

应该把「ものの」这个功能语本身所具有的意义和具体的语境、上下文中所表现的交流上的功能结合起来考虑。

对于「ものの」与「のに」「くせに」在语感上的差异,根据日本语教育学会(2005:171)的说明,「のに」「くせに」同属一个系列,而「ものの」与「が」「けれど」同属一个系列。除此之外,也有如下的分析。

例2:毎日練習している{のに/くせに/ものの}、ちっとも上達しない。

例句中,「のに」有说话者的意外感、惊讶和遗憾的感觉,「くせに」有说话者对当事者的非难、轻蔑、嘲讽的意味。与此相对,「ものの」的用法中有“在对前一句的事实认可的基础上,开始陈述与此相反的事情;从正面走到反面(或者从反面走向正面),前后句的评价相反”的意思。

另外,针对「ものの」同「が」和「けれど」的关系,有如下例句:

例3:学校を卒業したものの、就職先はない。(出自笔者)

在这个例句中,画线部分可以用「が」或者「けれど」来替代。但这并不是说相反情况,例句也一样成立。我们来看一下“对比”和“话题转换”的例子。

例4:昨日はバトミントンをした{が/けれど/(*)ものの}、今日はテニスをした。(出自笔者)

例5:話は変わる{が/けれど/(*)ものの}、花子さんは赤ちゃんがうまれたそうだ。(出自笔者)

因此,与其对学生做复杂的说明,不如简单地说明基本的规则和语义交流上的功能会比较好。

②表现体系方面

对于中高级日语学习者来说,随着学习阶段的上升,慢慢从部分的学习走上整体性体系性的把握。因此,对于相近用法的体系整理也是相当必要的。以下的例句来自文化厅(1971:1027—1030)的整理。

●もの:用于口语中说明理由的句子句尾,让对方明白自己表述这个理由的心情和想法。用「だって〜もの」「でも〜もの」的形式表达的情况很多。女性和孩子的使用频率比较高。

(1)「どうして、今度の旅行に行かないんだ。」「だって、お金がないんだもの。」

(2)一緒に行ってくれない。一人で行くのは怖いもの。

(3)あなたにみんなお任せしますわ。あなただけが頼りなんですものね。

●ものか:「~か、決して~ない」的意义,用于强烈反对对方的言语和想法。口语中也用「もんか」「もの(もん)ですか」。接续在动词、形容词、形容动词、助动词的4后面。

(1)あなたのような嘘つきの言うことなど、信用するものか。

(2)彼がどんなに足が速いからって、自動車より速く走れるものですか。

(3)日本の夏などインドに比べたら暑いものか。

(4)田中さんが親切なものか。

●もので:用于连接两个句子,前者为后者的原因和理由。口语中也用「もんで」。接续在动词、形容词、形容动词、助动词的4后面。

(1)昨夜遅くまで起きていたもので、朝寝坊してしまいました。

(2)子供があまりお腹が痛いと言うもので、医者に見てもらいに連れて行った。

(3)つい忙しかったもんで、お電話するのを忘れてしまいました。

●ものなら:口语中也用「もんなら」。1.表示假设,表达前半句如果真是那样的话,那么后半句结果将是负面的意义。用「~う(よう)ものなら」来表示;2.对于「~できる」这样的可能词语,表达「できないと思うがしたければしてみなさい。」这个意思。

(1)私に黙って勝手なことをしようものなら、決して許しませんよ。

(2)一人で行けるものなら、行ってみなさい。

●ものの:连接两个句子。这种情况下在认同前半句的事实的基础上,在后半句中表达“按照常理应该不会有如下展开”的意义。接续活用语4后面。

(1)買い物には来たものの、高いものばかりなので、買うのがいやになってしまった。

(2)体が弱い、弱いとはいうものの、まだ病気で学校を休んだことはない。

●ものを:连接两个句子,在这种情况下,表达同前半句设想的事情相反结果的句子在后面接续,对此表达出不满或者遗憾的情绪。接续活用语④后面。

(1)汽車に遅れなければ、母の死に目に間に合ったものを、残念なことをした。

(2)そんなに上手に歌えるものを、なぜ歌わなかったのですか。

(3)ちょっと気をつければいいものを、不注意だから怪我をするのですよ。

(4)言いたいことがあれば、言えばよさそうなものを、どうして言わないのだろう。

●ものだ:表达理所当然的意义。表达对于重复进行的动作、过去经历的回忆以及表达说话者的感慨之情。

(1)水は高い所から低い所に流れるものだ。(出自笔者)

(2)私、大学生のとき、よくテニスをしたものだ。(出自笔者)

(3)「万葉集」を読みこなすなんてよく勉強したものだ。(出自笔者)

根据坪根(1994)(1996)的说法,表达“解释说明”用法以外的「ものだ」的用法包含了「一般的」这个共同的意思,这个功能语与作为终助词和接续助词的「もの」的用法相关联。因此,在这种情况下,除了根据例句对语法的体系整理外,结合句子本身的研究也非常必要。

③陈述性知识和程序性知识的关系

关于日语学习者外语学习的语言知识和语言运用方面,迫田(2002:63)曾经指出“日本語学習者にもこのような例は多く見られ、習っているにもかかわらず、使う段階では誤用を犯してしまう場合がある。知識はあるはずなのに、使えないのはなぜだろうか。”这是第二语言习得过程中关于理解和运用的关系,即便不能确切地运用语言,但也不能说就没有这个语言知识。如何从“陈述性知识”转化为“程序性知识”,即从理解到运用,从“知道”到“做到”应该进行体系性的指导。

毋庸置疑,日语学习者和非母语日语教师普遍都是“陈述性知识”比“程序性知识”形成更早。关于「ものの」的教学,存在以下几个问题:

(1)大纲和教科书之间编撰的偏离;

(2)「もの」一系列实质语功能语用法之间的体系讲解欠缺;

(3)比起一般的名词等词汇,这类实质语功能语的意义不明晰;

(4)学习者无法判断能否正确使用;

(5)语法理解和语法运用的关系;

正因为存在这些问题,像「ものの」这样的实质语功能语的掌握才比较困难。因此,这些要素妨碍了词语的掌握,学习者的印象也不是很深刻。为了学习者掌握“程序性知识”,对于句子,比如形式和意义的关系、文理的贯通、语境方面均应给予一定的重视。请看例1。

例1:「せる・させる」で訳されるのは「使字句」だけではない。例えば、A、把字句によるもの。B、言葉の使動法によるもの。もちろん、「使字句」ではないものの、「せる・させる」文に訳される例文はその2種類のほかにも多くある。(摘自学生读书报告)

在例1中,虽然接续的用法是正确的,但是前后的意义连接并不准确。可以看出学生对于这个功能语的掌握并不是非常充分。因为输出比输入困难,教师应给予学生一定程度的提示,促进学生的记忆恢复和再现。

5.结论

关于功能语「ものの」的知识可以说是“陈述性知识”,比较困难。从语言能力方面来考虑,是一个人的“明晰语言知识”,也是语言能力的一部分。然而,在语言运用层面上,如果使用就要正确地使用,将“陈述性知识”转化为“程序性知识”,养成良好的沟通能力是最重要的。由于语法要素的意义是非常隐蔽的,并非一览无余,因此今后这个课题仍有待研究。